揚げ物や炒め物に使うため、家庭料理にとってなくてはならない存在であるサラダ油。さまざまな料理にマッチする万能的な食用油です。でも、巷にはオリーブオイルやごま油など、様々な種類の食用油があります。これらは名前からオリーブの果実やごまが原料だとわかりますが、サラダ油の場合はサラダ……?ではありません!そこで今回は、目次サラダ油は生野菜のサラダを原料にしている訳ではありません。菜種や大豆など、様々な植物の種を原料として作られているのです。しかも、サラダ油は日本で独自に作られた食用油で、1924年に「日清オイリオ」という企業が開発した「日清サラダ油」からその歴史をスタートしています。当時の日本にはまだ、欧米のように生野菜にオイルを用いたドレッシングをかけて食べる文化がありませんでした。そこで、サラダ油に使われる原料は、サラダ油には上記の9種類の植物油を原料にしているという特徴があります。これは、さらに、サラダ油の原料や特徴を把握したら、今度はそれ以外の植物性油についても確認しておきましょう。スーパーの食用油売り場を見てみると、「キャノーラ」とは、カナダで品種改良された菜種の一種です。そして、菜種はサラダ油に使われる原料の一つでもあります。つまり、サラダ油とキャノーラ油の間には、ほとんど違いはないといえるでしょう。あるとすれば、キャノーラ油は単体で商品として販売されており、広く認知されている点でしょうか。以前の菜種油には心疾患の原因になるとされる「エルカ酸(エルシン酸)」が含まれていましたが、国産の菜種油については、1990年代に作られたエルカ産を含まない品種の登場により、安心して手に取ることができるようになっています。また、国産の菜種油は遺伝子組換えをされていないことが多く、人気の料理番組で使用されたことで人気が定着したオリーブオイル。新鮮さのある独自の香りと風味を持ちます。サラダ油の原料は種子から油を抽出するのに対し、オリーブオイルはオリーブの果実から抽出するという違いがあります。そして、オリーブオイルにはピュアオリーブオイルはオリーブを精製したものにバージンオリーブオイルをブレンドしたものです。一般的な料理に合うように調整されていて、エキストラバージンオイル よりも安価に手に入れることができます。風味を楽しんだり、ごま油はごまが持つ香ばしい香りを活かし、中華料理などに使われることも多く、揚げ物や炒め物に向いています。ごま油には酸化作用を防ぐ「セサミン」やビタミンEが豊富で、保存中や加熱した際の酸化が起きにくい特徴を持ちます。ごま油にはこの抗酸化成分がサラダ油よりも多く含まれているので酸化に強く、ごま油には、ごまを搾油(生のまま絞ること)して精製する、「太白ごま油」という種類もあります。こちらもサラダ油ではありませんが、ごま特有の香りと色味がないため、サラダ油はどんな家庭料理にも使うことができる、万能的な植物性油です。ここでは、サラダ油がどんなレシピに合うのか、どんな使い方をすればうまく調理できるのか、そのポイントをお伝えします。揚げ物や炒め物など、多くの料理に使えるサラダ油。非常に頼もしい存在ですね。特に、揚げ物をする際には多くの油が必要になるため、コストパフォーマンスのよいサラダ油が向いているといえます。また、揚げ物の順番にも工夫できる点があり、炒め物をする際には、鍋やフライパンにサラダ油を薄くひくことによって、素材がくっついてしまうのを避けられます。風味の少ないサラダ油は、素材の味を活かした料理作りにおすすめです。名前の由来通り、本来は生野菜につけて食べることを想定していたサラダ油。現在ではそのまま野菜にかけて食べる方は少ないでしょうが、他の素材と混ぜてドレッシングにするケースは多くあります。サラダ油にお酢や砂糖、塩、コショウ、醤油などの調味料を混ぜることで、キャベツやレタス、玉ネギなどの生野菜にマッチした味にできますよ。簡単に作れるので、ぜひ一度お試しください。サラダ油は生野菜のサラダではなく、今やサラダ油は、天ぷらや唐揚げなどの揚げ物や、野菜炒めなどの炒め物など、家庭料理を影で支える無くてはならない存在です。ドレッシングとして使うなど、サラダ油が誕生した時の使われ方を考えながら味わうのもよいでしょう。また、サラダ油だけでなく、キャノーラ油や菜種油、オリーブオイル、ごま油などの植物性油についても、それぞれの特徴を知ることは重要です。こんにちは!レピールオーガニックスジャーナル編集部です。レピールオーガニックスジャーナルは、「楽しく、飾らず、カラダにいいコト。」をコンセプトに、医師や専門家の監修のもと食と健康に関する最新情報をお届けするサイトです。レピールオーガニックスジャーナルは、「ネットの情報は信用できない・・・」そんな方にこそ読んでほしい、信頼性の高いサイトづくりを目指して日々奮闘中。Lepeel Organics は人と地球の未来を考えたサプリメントブランドです赤ちゃん、ママに安心な無添加のオーガニック葉酸サプリと鉄サプリを販売中 © Copyright 2020 食用オイルのお役立ち情報サイトオリーブオイルが大好きという人は多いと思います。しかし、一般的な家庭であればオリーブオイルとサラダ油の両方を利用しており、料理やシーンに応じて使い分けていることでしょう。目次炒め物をする時にはオリーブオイルではなく、サラダ油という人もいると思います。ただ肉や野菜を炒めるときであれば、別に無理をしてオリーブオイルを使用する必要はありません。とはいえ、オリーブオイルをサラダ油の代用品として使っても問題はありませんし、味わいが劣化することもありません。揚げ物であれば、むしろサッパリとでき上がることもあるくらいです。サラダ油とオリーブオイルの違いについて、多くの人の関心があるとすれば栄養価の違いでしょう。サラダ油とオリーブオイルでは、健康効果が高いオリーブオイルの方が健康的だといわれています。血糖値の上昇を抑えるなどさまざまなダイエット効果が期待できるのはオリーブオイルですが、基本的なカロリーはサラダ油とあまり変わらないのです。オリーブオイルなら沢山使っても太ることは無い、ということではないので注意をしてください。サラダ油も高品質なものですと、それなりの価格となります。しかし、オリーブオイルも品質の良くないブレンド品が出回っています。その時々のシーンや目的によって使い分け、あまり神経質にならずにオリーブオイルとサラダ油を利用してくことをおすすめしています。エクストラバージンオリーブオイルはドレッシングにしたり料理の仕上げにかけて使うことが多いため、オイルそのものの味を知らない方も多いでしょう。しかしエクストラバージンオリーブオイルにはポリフェノール類などの抗酸化物質の影響を受けて「辛味」や「苦み」があります。エキストラバージンオリーブオイルは「辛み」や「苦み」などの味で「ストロングタイプ(スパイシータイプ)」、「マイルドタイプ(デリケートタイプ)」、「ミディアムタイプ」に分けられます。それぞれ詳しく説明していきます。スパイシータイプとも呼ばれるストロングタイプは抗酸化成分(老化や病気の原因となる活性酸素を取り除く物質)であるポリフェノールの含有量が多く含まれるため強いボディ感があり、スパイシーな味わいが特徴です。早い段階で収穫したオリーブから作られるエクストラバージンオリーブオイルはスパイシーなものが多いと言われています。マイルドタイプはほかにデリケートタイプやスイートタイプなどと呼ばれ、強いクセがなく、使いやすく食べやすいのが特徴です。ストロングタイプとは対照的にイタリアの北部で作られるオイルはマイルドでデリケートなものが多く、繊細でエレガントな味わいです。ストロングとマイルド中間がミディアムタイプです。辛味、苦みなどのエクストラバージンオリーブオイルの特徴もありつつそこまでクセが強すぎないのでパスタやサラダ、スープや煮込み料理などの仕上げに使いやすいオイルです。
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