1月10日(金曜日)に、兵庫県全域の3次元データ(グラウンドデータ等)が「g空間情報センター」で公開され、誰でも自由にダウンロードできるようになりま … 兵庫県では、「ひょうご・データ利活用プラン」に基づき、“データの集積・活用による価値創造”の取組を推進しています。 このたび、その一環として、高精度な3次元データを誰でも自由に利用できるオープンデータとしてWebサイトに公開します。
先週末、兵庫県が1mメッシュの全県域3次元データセットを公開をしました。 公開データはdsm、dem、cs立体図で、ライセンスはc.c.4.0、「目的を問わず二次利用可能なデータですので、様々な用途でご利用ください。 All rights reserved. はじめに 今回も引き続き、兵庫県が2020年1月に公開した「全県土分の高精度3次元データ」を扱っていきます。 前回のnoteではCS立体図のデータを使用しました。CS立体図は最初から位置情報を持ったラスタ形式(geotiff)であったため、QGISで読み込めばすぐに描画できる扱いやすいデータでした。 兵庫県は、植物群落について、「兵庫県版レッドリスト」の追加を行ったと発表した。同県では、2003年版レッドデータブックの見直しを2009年度から分野別に進めており、これまでに植物・植物群落(2010)、地形・地質・自然景観・生態系(2011)、昆虫類(2012)、鳥類(2013)、貝類・その他 … 兵庫県統計委員会; 統計資料コーナーのご案内; 刊行図書データ等(兵庫県統計書、県勢要覧、市区町別主要統計指標等) 各種統計累年データ等(各年次の統計書を時系列で収録したもの) 兵庫県「全県土分の高精度3次元データ」公開 兵庫県は2020年1月に全国初となる「全県土分の高精度3次元データ」を公開しました。具体的には、1mメッシュの精度で全県域のdem、dsm、cs立体図の3種のデータを、無料で使用できるオープンデータとして提供しています(※1)。 兵庫県 (ひょうご ... テレビ局でテレビ大阪の区域外再放送されてはいるものの、豊岡市や新温泉町など県北部では地形的な問題から再放送対象外となっているほか、宍粟市など県南西部の一部でも再放送は見送られている。 ... ウィキデータのデータ: デジタル標高地形図は、地理教育や防災(洪水や津波等のハザードマップ作成など)の基礎資料として利用されています。 「ダウンロード」をクリックすると画像が開き、データをダウンロードすることが … 兵庫県では、県民、団体、企業等による公共データを活用した地域の課題解決等に資するため、県が保有するデータを公開するとともに、市町や大学等と連携した意義あるデータ活用の取り組みに貢献するため、積極的なデータ提供を行うこととし、これらをオープンデータとして推進しています。 兵庫県では2010年度~2018年度に、兵庫県全域について以下の数値地形図の作成・更新をしました(兵庫県、国土交通省近畿地方整備局六甲砂防事務所が実施した1mメッシュの航空レーザ測量データを使用して作成)。. I. 1.概要. 8000020280003Copyright © Hyogo Prefectural Government. All rights reserved. 今回も引き続き、兵庫県が2020年1月に公開した「さて、今回のnoteで扱うのはDSMです。前回同様、下記のリンクから兵庫県の数値地形データダウンロードページにアクセスしましょう。そして、2番目のリンクからDSMのデータ提供ページに移動します。DSMも兵庫県内を分割して提供されています。IndexmapからIDの割り振りを確認し、ダウンロードしたい地域のメッシュIDを確認しましょう。ここでは、平地の方が地面の高さと建物の高さのコントラストが分かりやすいので、メッシュID「05OF89」を選択しました。これは神戸市中央区の南京町やポートタワーがあるあたりです。ダウンロードしたZIPファイルを展開すると、場所によりますが80MB程度のテキストファイルが4つ入っています。中を見ると、次のような3列で構成された数字の羅列が300万行にわたって記述されています(※2)。1列目はY座標(経度)、2列目はX座標(緯度)、3列目は高度となっています(※3)。各列はスペースによって区切られています。このようなXY座標と高度(Z値)からなるテキストファイルのことを「それではまず、ダウンロードしたテキストファイルを読み込んでみましょう。QGISを開き、メニューバーの「レイヤ」から「レイヤの追加」→「テキストファイルをQGISに追加すると、真っ黒の長方形がキャンバスに表示されます。拡大すると、これらがポイントデータであることが確認できます。これがいわゆる点群データと呼ばれるもので、1mメッシュ間隔でポイントが表示されています。レイヤのプロパティを開き、シンボロジから高度で色分けしてみましょう。分類方法を「色分けを設定した図を見ると、高度からなんとなく家形(建物を真上から見た形状のこと)を読み取ることができます。また、海側から山側に向かってなだらかに標高が高くなっていることも分かります。一方、高度は建物の高さと標高の両方の値を含むため、標高と建物高さの差を指定した分類の色から判断できない場所もあります。QGISでは、見かけ上ラスタのように表現されていますが、拡大すればポイントです。このようなQGISには、ベクトル形式をラスタ形式に変換する機能があります。前章で読み込んだテキストファイルは、ポイントデータ扱いとなっているので表面上はベクトル形式となっています。しかし、メモリ上に一時保存されたデータであるためか、このデータに対してラスタ形式への変換を行おうとするとエラーが出ることが多いので、いったんシェープファイルとしてエクスポートしておきましょう(※8)。シェープファイルとなったポイントデータをレイヤに追加したら、テキストファイルのポイントレイヤはもう不要なので削除しておきましょう。次に、このポイントデータをラスタ形式に変換します。メニューバーの「ラスタ」から「変換」→「正しくパラメータを設定し処理を実行すると、10~30秒程度でラスタが生成されレイヤに追加されます。画像を見ると、白黒ですがなんとなく家形が白っぽく表示されています。プロパティを開き、シンボロジのレンダリングタイプを「作成したDSMラスタを使って、3D図を描いてみましょう。QGIS2threejsを開き(※9)、レイヤのDEM部分でDSMラスタ(下図では出力ファイル)にチェックを入れます。すると、建物をなぞったようになんとなくサーフェイスがデコボコします。手前には阪神高速やハーバーハイウェイの高架橋も確認できますね。一度QGISのウィンドウに戻り、XYZ Tilesから地理院地図の全国最新写真(シームレス)を読み込んでみましょう(※10)。空中写真はレイヤの一番上に配置します。追加できたら、再びQGIS2threejsに戻りましょう。先ほど追加した空中写真がサーフェイス上にドレープされ(※11)、都市景観っぽい図を描くことができました。QGIS2threejsに表示されない時は、[ F5 ] キーを押してリロードします。今回は、兵庫県が公開する1mメッシュDSMをgeotiffに変換し、建物等を含む地表の起伏をQGISで表示しました。陰影図を使うと、建物はもちろん、道路や線路などに見られる僅かな起伏さえもはっきりと確認でき、改めてこのようなデータが無料で公開されていることの凄さを実感できます。また、3Dビュー機能を用いれば、DEMと同様に地表面を立体的に表すことができました。下図は複数のメッシュ区画のDSMをgeotiffにし、それらをマージして3Dビューに利用して描いた、神戸から六甲山地方面を見た広域の3D景観図です。平地と山地のコントラストは3Dを使うと映えますね。一方、立体的に立ち上がった建物を拡大してみると、垂直にそびえるような無機質な立体感はなく、斜めにボコボコとしています。地形の起伏であれば気にならないですが、建物はもう少しシャープな立体として描きたいですよね。次回は、建物の3D化について、DSMと他のデータを組み合わせた別のアプローチ方法を紹介したいと思います。記事の内容でもそれ以外でも、地理やGISに関して疑問な点があれば、可能な限りお答えしたいと思います。
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