アラフォーのおっさんがガラスの仮面を読んで聞かせる オーディション会場の扉が開いた。いきなり笑い出す月影先生。そして迎えたマヤ二度目の挑戦。同じように室内を歩き回り、ただただ驚かされてばかりの江川ルリさん。ここからマヤの芝居がヒートアップする。この的確な解説は演出家の風魔鬼平先生。こちらは江川ルリさんの解説。そしてクライマックス。そして襟元を正すと、支配人が一瞬焦るほどひと間はやく舞台袖を向く。場内大絶賛。風魔先生からは最大級の賛辞が。相変わらず候補者の不安と焦りを助長する司会者。遠慮も容赦もないマヤ挙手。二度でも三度でもと煽っておきながらうろたえる司会者。風魔先生、不甲斐ない他の候補者に若干キレ気味だ。他の候補者ぐうの音も出ないダメ出し。ご満悦で去っていく月影先生。芝居の手ごたえや、明らかとなったオーディションの結果ではなく、スタッフに命令する風魔先生。もはや単純にマヤの芝居を楽しみに入っている。それでいて複雑な表情の風魔先生。ステージママに敗北宣言をする草加みどり。完全敗北を認めたのは江川ルリ。風魔先生の苛立ちや、他の候補者の絶望には目もくれず ちゅうわけで今回。そして月影先生。しかしみな忘れてはいないだろうか？単調な芝居とはいえ、動きや間合い、時間の掛け方、タイミング、しかしそのことは語られることはなく、つづく。
アラフォーのおっさんがガラスの仮面を読んで聞かせる 姫川邸にて電話口で驚く姫川亜弓電話の相手は日帝劇場制作主任の兼平さんだ。そしてオーディションの詳細を伝える兼平さん。兼平さんの口から語られたのは５通りだけ。完全に北島マヤ信者になってしまった兼平さんは伝説の目撃者である。江川ルリさんは若干の爪痕を残したようである。電話を置き、白目で思いに耽る亜弓さん。そして日帝劇場では審査員やスタッフから圧倒的な実力差を見せつけられてわかっていたこととはいえどのタイミングで合格を聞かされたのかはわからんが放心状態である。江川ルリさんは最後まで立派である。たしなめる母親を遮ったのは草加みどりさん。これまでは母親の意向に従って芸能活動を続けていたが、一回挑戦して審査員に「失敗」とまで言わしめた雪村みちるさんの言葉だけに深い。どこか他人事の感じの植草葉子さん。拍手で勝者を讃える四人。速水真澄の影として芸能記者に変装し潜入している聖さんだがあやうく聖さんの本名を言いかけるも偽名を言い直し、そして演出家・風魔鬼平先生自ら台本を渡される。兼平さんの個人的興味でマヤをオーディションに押し込んだものの北欧の小国における王位継承権をめぐる陰謀に巻き込まれた例によっていつもの公園で台本を熟読するマヤマヤの着眼点は一般のそれと同じである。消去法から自身の役はオリゲルドに決定。一方姫川邸では台本を読む梅乃ばあや。役柄までしっかり把握しとる梅乃ばあや。自身のソーシャルイメージを理解し、その頃マヤのアパートに手紙が届いた。正々堂々と送ればいいのに、バレバレやのに そしていよいよ大詰めを迎えた日帝劇場。さすが大女優。そして一週間後。そんな中優雅に登場したのは姫川亜弓。続いて現れたのは大女優月影千草。そして遅刻したもう一人の王女役・北島マヤはいわく有り気に去っていく。そら知らんやろ。たたかうためではない。そして始まった配役発表。ざわつく聴衆聴衆からは驚きの声が。そしてニヤリとする月影先生。まさかの真逆の配役に驚く聴衆、 と言うわけで今回。もちろんイメージや見た目、しかし「疑い深く孤独と野心と復讐心を抱く少女」は姫川亜弓そのものである。もちろんマヤの技量ならオリゲルドを立派に演じきり、しかし純粋にオーディションを勝ち抜いて役を得た人間に対し第24巻につづく。
連続シリーズである、ガラスの仮面全巻感想の目次です。文庫版は現時点で24巻まで発売されており、このあとが単行本の44巻に繋がります。「コメント（リンク）」部分の文字から、各巻の感想にリンクします。「コメント（リンク）」が空欄になっている場合、感想を未登録です。 【ネタバレ注意】ガラスの仮面第1巻その①【お前みたいな子はろくな人生歩みやしないよ！】 【ネタバレ注意】ガラスの仮面第17巻その⑦【おらぁトキだ！】 北島マヤの年表; 最近の投稿 【ネタバレ注意】ガラスの仮面第26巻その⑤【あなたとの戦い・・！ ガラスの仮面50巻以降の最終回はいつ発売？紅天女とマヤの恋の結末は小学生の頃に夢中になって読んだ『ガラスの仮面』を、先日、1巻～49巻まで一気に読みました。至福の時(*´ω`*)ビビ、ベス、たけくらべの美登利、ひとり芝居のジーナ、ヘレン・ケ Copyright© 第1期『『 !（白目）マヤ、許さなくってよ。この置いてけぼりなわたくしの心、どうしてくれるんですの…私が小学生の頃に読み始めた時から、ガラカメ年表では年上だったマヤの年齢をいつの間にか越えて、学生となり社会人となり、結婚して母になってしまいましたわよ…私。早く続きが読みたくて、私は単行本でしか読んだことがないので知らなかったんですが、アルディスの辺りから『花とゆめ（白泉社）』で連載された原稿がどんどん加筆修正され、やがては描き下ろしとなり、しまいには4通りのいつか発売される50巻から最終回までの『ガラスの仮面』を読む時に、いろいろと忘れてしまいそうなので、覚書の意味でもここに記事をまとめます。鷹宮紫織が手配したワンナイトクルーズのアストリア号で、偶然にも一夜を共にすることになった速水真澄と北島マヤ。キレイでセクシーなドレスを着て、ヘアメイクをしてもらって美しい大人女性になった“チビちゃん”を前に、よくぞ理性を保ちながら広間のソファで朝を迎えた真澄‼エライよ‼だからこそ、阿古夜のセリフでマヤが愛を語る早朝の甲板のシーンが活きてくるんですね。真澄さんも婚約中の紫織のことを清算してからマヤに向き合おうとしている誠実さが伝わってきました。『ガラスの仮面』はこうでなくっちゃね(*ﾉωﾉ)伊豆の別荘で『速水真澄がどんな言葉で語るのかがすごく見たいです。もうこれは66歳の紅天女の前に恋愛成就するよりも、すべてが終わった後のエンディングで結ばれるのも良さそうだなぁ。美内すずえサンの生みの苦しみが分かるような気がする。ココまで続いた国民的コミックだけに、最高の終わり方をしようと思えば思うほど悩んじゃいますね。読者の私としては、美内すずえサンの頭にある最終回を見せていただけたら、もうそれだけで幸せです。よろしくお願い致します。まずは伊豆編を。賢明にフォローする桜小路くん。やがて、阿古夜と一真の役がそれぞれ掴めてきて、二人で絡む演技も息があってきましたが、まだマヤは阿古夜の恋する表情まではうまくいきません。松葉杖となり、これまでの演技ができなくなった桜小路くんを支えるために、あとは、マヤと真澄と桜小路くんの三角関係、そして紫織の関係がスッキリすれば、阿古夜と一真の恋の演技が掴めるんだろうな、というところ。ところが、そんな時に、ビックリするほど超‼脇役な劇団オンディーヌの女性団員をかばってそれがどうせならもっとドラマチックな展開になるようにかばう相手をメインキャラから選んで欲しかったようなΣ(ﾟДﾟ)桜小路くん同様に、亜弓は視力を失うこの事故がきっかけに、紅天女として足りなかった神秘性の漂う本物の空気感を掴むきっかけとなります。母の歌子との猛特訓の結果、周囲の誰にも目のことは気づかれることなく、そして問題は阿古夜の演技ですが、演出家の小野寺と赤目慶には真実を伝えたことにより、その辺りのフォローも大丈夫そうです。紅天女の試演までに、それぞれのグループは問題を抱えつつもそれをプラスに頑張っている途中。失明の危機を伴う状態である亜弓には、演技力だけでは誤魔化せないところが出てきます。紅天女を演じるために重要な恋の演技をするには、これまで役作りの為にしか男性と付き合ったことがない亜弓は随分前から登場はしていましたが、脇役キャラではなかったんですね～。亜弓とハミルが一緒に過ごす時間が増えてきているので、やがて恋心が芽生えていきそうな雰囲気です。失明してしまうと女優生命が断たれてしまいますが、もしそうなってもハミルと幸せになるルートもできているのかな、なんて思ったり。願わくば、紅天女の試演を無事に終え、手術も成功してからの本公演となって欲しいです。これまでの自分のステイタスや、速水の名を捨ててでもマヤと生きる道を選ぼうとしている真澄。捨ててくだされ。名前も過去も。深いですよね、このセリフ。終始、幸せになる決心を。その道に進むためには相当の勇気と多くのものを失う覚悟が必要です。そこから先は伊豆でどうなるかが気になって夜も眠れません(ノД`)・゜・。紅天女の舞台での話の流れや重要なセリフは、梅の谷ですでに月影先生と源造が見せてくれました。一番難しい山場である阿古夜と一真が心の葛藤を演じるシーンは、北島マヤと姫川亜弓が自分達の解釈で演じてみせることになりました。紅天女はダブルキャストには出来ませんが、で、観客にスポットをあてて終わるんじゃないかな、と。失明した亜弓がハミルと来ていたり。月影先生は心臓が悪いのかと思っていたら血も吐いてましたので、もしかすると客席でお亡くなりになられるのではないかと。幸せな笑みを浮かべながら、尾崎一蓮がお迎えに来て幸せそうに。そして、月影千草の様子に気がついて一筋の涙をキラリと流しながら、舞台が終わるまでそっと見守る源造…って、あ‼みなさんはどんな最終回になると思われますか？関連記事は見つかりませんでした。かんそう丸です。かんそう丸です。 ガラスの仮面50巻以降の最終回はいつ発売？紅天女とマヤの恋の結末は小学生の頃に夢中になって読んだ『ガラスの仮面』を、先日、1巻～49巻まで一気に読みました。至福の時(*´ω`*)ビビ、ベス、たけくらべの美登利、ひとり芝居のジーナ、ヘレン・ケ ガラスの仮面のおっさん , 一方、速水と小野寺は『紅天女』の上演権を手に入れるべく、劇団つきかげを潰そうと画策する。しかしどんな嫌がらせにもめげず、ひたむきに演劇に打ち込むマヤの姿に、速水は次第に心魅かれていく。露骨な汚い手を使わないよう小野寺を牽制する一方で、速水は紆余曲折経て大都芸能と契約することになったマヤは、高校生女優として一躍スターになるが、母親の壮絶な死や芸能界の魔の手によってどん底に叩き落される。ショックと絶望で呆然自失となったマヤは演技をする場を失い、また演技すること自体が出来なくなってしまう。だがその間、陰ながら見守り続ける速水や、ライバルでありながらマヤの演技への情熱を信じて待つ亜弓の存在に励まされて立ち直り、高校での自主公演、劇団の仲間たちと共に挑んだ自信を取り戻したマヤは、「ふたりの王女」のオーディションを勝ち上がり亜弓・月影と共演。芸能界へ完全復帰した。次いで、月影から掲示された「紅天女の後継者として認められるための条件」を満たすべく、厳しさに定評ある演出家・黒沼龍三の下でマヤと亜弓は、『紅天女』のモデルとなった梅の谷で、月影による指導を受ける。最後に月影は自ら『紅天女』を演じるが、その山場は演じず二人に新たな課題を与えた。東京へ戻ると、正式な出演者を決定するための試演の稽古がスタート。一方、鷹通グループの令嬢・ こちらには、美内すずえ先生の漫画『ガラスの仮面』3巻のあらすじと感想をまとめました。 注意：ネタバレがあります 前回のネタバレはこちらです。 ガラスの仮面（2巻）ネタバレ＞＞ \\ ebook japanで … 【ホンシェルジュ】 本作は、累計発行部数5000万部を越えるベストセラー少女漫画です。平凡な1人の少女、北島マヤが演劇で非凡な才能を開花させていく、というストーリーの演劇漫画。既刊49巻、連載40周年を越える国内有数の大長編作品でもあります。 小学生の頃に夢中になって読んだ『ビビ、ベス、たけくらべの美登利、ひとり芝居のジーナ、ヘレン・ケラー、妖精パック、アルディス、オオカミ少女ジェーンなどなど、その他もう書ききれないたくさんの役もその役を掴むまでの試行錯誤も演技も、初恋も何年も前に最後に読んだのは、時が止まっていたのですのねーーー!
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